履歴書に資格の取得予定を書く場合は、取得済みと誤解されないように「取得予定」「取得見込み」などと明記します。まだ試験を受けていない場合は、資格名だけでなく、試験日や取得予定時期も添えましょう。
資格の取得予定を履歴書に書く基本の形
資格・免許欄には、次のように「年月・資格名・取得予定」を書きます。
記載例:
- 2026年6月 日商簿記検定2級 取得予定
- 2026年7月 普通自動車第一種運転免許 取得見込み
- 2026年10月 宅地建物取引士試験 受験予定
「取得予定」と書けるのは、試験の合格や講習の修了など、取得に必要な条件を満たす見込みがある場合です。試験を受けるだけで、合格が決まっていない場合は「取得予定」ではなく、「受験予定」と書くほうが正確です。
状況別の書き分け
資格の取得前は、試験の段階や合格状況によって表現を変えます。
| 現在の状況 | 書き方の例 |
|---|---|
| これから試験を受ける | 2026年6月 日商簿記検定2級 受験予定 |
| 合格を前提に、取得時期が決まっている | 2026年6月 日商簿記検定2級 取得予定 |
| 試験に合格し、登録や免許交付を待っている | 2026年5月 試験合格、免許交付申請中 |
| 試験を受けて結果を待っている | 2026年5月 日商簿記検定2級受験、結果待ち |
| 勉強を始めた段階 | 日商簿記検定2級取得に向けて学習中 |
合格発表前に「取得」と書くのは避けてください。合格後も登録や免許の交付が必要な資格は、正式な資格名や公的な手続きの状態に合わせて記載します。
取得予定の資格を書くときのポイント
取得予定時期を具体的に書く
「取得予定」とだけ書くよりも、「2026年6月取得予定」のように年月を示したほうが、採用担当者に状況が伝わります。入社前に取得できる見込みがある場合は、その時期も面接で説明できるようにしておきましょう。
資格名は正式名称で書く
履歴書では、資格の通称や略称ではなく、試験や団体が定めている正式名称を確認して書きます。級や種類がある資格は、「2級」「普通自動車第一種」なども省略しません。
応募先に関係する資格を優先する
取得予定の資格が複数ある場合は、応募する仕事に関係するものから記載します。応募条件になっている資格や、業務で使う知識を示せる資格は、取得前でも予定として伝える価値があります。
ただし、取得の可能性が低い資格を多く並べると、実際のスキルと誤解されるおそれがあります。試験日が決まっている、学習が進んでいるなど、具体的に説明できる資格を選びましょう。
履歴書にそのまま使える記載例
まだ試験を受けていない場合は、次のように書けます。
2026年6月 日商簿記検定2級 受験予定
2026年8月 MOS Excel Associate 取得予定
試験日と合格発表時期を分けて伝えたい場合は、次のように記載します。
2026年6月 日商簿記検定2級受験予定(2026年7月合格発表予定)
資格取得に向けて学習中で、試験日が決まっていない場合は、取得予定と断定せず、次のように書きます。
日商簿記検定2級取得に向けて学習中
取得予定の資格を書くときの注意点
- 取得前なのに「取得」とだけ書かない
- 試験を受けるだけなら「受験予定」と書く
- 試験日、合格発表日、登録・免許交付の時期を混同しない
- 入社時点で取得できていない可能性がある場合は、面接で正確に説明する
- 応募条件が「取得済み」なのか「取得見込み」でもよいのかを求人票で確認する
求人票に「入社までに取得必須」「資格保有者に限る」などの条件がある場合は、「取得予定」と書くだけで条件を満たすとは限りません。取得予定の時期と、応募先が認める条件が合っているかを確認してください。
まとめ
資格の取得予定は履歴書に書けますが、取得済みと区別することが重要です。試験前なら「受験予定」、取得できる見込みを示すなら「取得予定」や「取得見込み」、合格後に手続き中なら「合格・申請中」など、現在の状況に合った表現を使いましょう。







